

アダプターブラケットと呼ばれる製品です。ポイントは、溶接後の反り・歪みと角を溶かさないように気をつけることで、ビード(波模様)も綺麗に出ています。
前回、TIG溶接時に使用するシールドガスというものを説明しましたが、このガスには酸化や窒化を防ぐだけでなく、大切な役割があります。
シールドガスはその名称から、どうしても保護ガスという認識しかありませんが、実はアーク中でプラズマ化して、母材への熱媒体となります。
その他にも、母材酸化膜へのクリーニング効果、溶接中のスパッタの発生抑制、溶接ビードの溶け込みや外観など多くの影響を及ぼしています。
最後にシールドガスには、一般的に日本ではAr(アルゴン)が多く使われていますが、世界的には開発もどんどん進んでおり、意図的にヘリウム、酸素や窒素を混合して、溶接効率を上げた方式も開発されています。
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