ちょうど納品前の状態で、ビニールを貼っているところでした。
食品系のお客様の場合、ステンレスが中心となりますが、その場合もお客様の好みにより、材質を少し変えたりします。この製品の場合、青のビニールテープを貼っているところはSUS430、それ以外の部分にはSUS304というものを使った複合製品となっています。
このようなフレーム製作時のポイントは、溶接や加工による歪みや反りをどこまで少なくできるかが職人の腕の見せどころです。
また、装置フレームは後から他の部品がどんどん取り付いていきますので、相手部品の寸法などにも気をつけながら、図面には載っていない注意点が沢山あります。
場合によっては、お客様の設計者と直接やり取りをしながら、図面よりも意図的に少し大きく作ったりもします。あとは、意外に重たいので、ひっくり返したりが大変でした
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