加工事例
小さな部品の溶接も可能ですか?ステンレス小物部品のレーザー溶接について
はい、小さなステンレス部品の溶接にも対応しています。
今回ご紹介する製品は、ジョイント部分が小指ほどの大きさしかない小型部品です。一般的なTIG溶接では作業が難しい大きさや形状であっても、製品条件に応じてレーザー溶接などを活用し、対応できる場合があります。
小さな部品の溶接が難しい理由
部品が小さくなるほど、溶接できる範囲も狭くなります。また、小型部品は熱の影響を受けやすいため、入熱が大きすぎると変形や溶け落ち、位置ずれなどが発生する可能性があります。
特に精密部品では、接合位置がわずかにずれるだけでも、組付けや後工程に影響することがあります。そのため、部品の固定方法、溶接位置、入熱量を考慮しながら加工方法を決めることが重要です。
今回のステンレス製部品
こちらは、溶接前のステンレス製部品です。写真右側の小さなジョイントを本体へ取り付けます。ジョイント部分は小指ほどの大きさです。

レーザー溶接で小さなジョイントを接合
今回の製品は、部品が小さく、一般的なTIG溶接では入熱による変形や溶け落ちなどが懸念されるため、レーザー溶接を採用しました。
レーザー溶接は、熱を狭い範囲へ集中させやすい溶接方法です。周辺への熱影響を抑えながら細かな部分を接合できるため、小型部品や精密部品の溶接に適した選択肢となる場合があります。

小さな接合部も丁寧に仕上げます
写真は、小型ジョイントのレーザー溶接部分を拡大したものです。接合箇所が小さい製品では、必要な位置へ正確に熱を加え、周辺の機械加工面への影響を抑えることがポイントになります。

TIG溶接とレーザー溶接を使い分けます
すべての小型部品にレーザー溶接が適しているわけではありません。材質、寸法、板厚、継手形状、必要な強度、仕上がりなどを確認し、TIG溶接とレーザー溶接のどちらが適しているかを検討します。
図面だけで判断が難しい場合は、現物や写真を確認しながら加工方法をご提案できることもあります。
小さな部品でもまずはご相談ください
「部品が小さすぎて溶接できるか分からない」「TIG溶接では熱変形が心配」といった場合でも、まずは株式会社無双へご相談ください。製品の材質、大きさ、板厚、数量、使用目的などを確認し、対応方法を検討します。

