今日は製品を作るときに意外と大変な部分を紹介します。
写真の赤○で囲んだ部分の加工が結構大変です。「え?穴があいているだけなのに?」と思われるかもしれません。
しかし、イメージしてみてください。この形状をどうやって加工しているのでしょう?実は手作業で加工しているのです。
マシニングセンターなどで加工して、支給頂く御客様は本当にありがたいです。
どうやってこれを手で加工するのか?
①図面を見てCAD図を書く→②展開して拡げた絵にする→③実寸にして紙に書いた絵をチョキチョキ☆(何度もリピートで来るものは、薄い板をレーザー加工機で切って保管)→④製品に型紙を当ててマジックで下書き→⑤ガス溶断またはプラズマで切断→⑥グラインダーやヤスリなどで切断面を仕上げ
上記の後でようやく溶接作業なのです。
料理でいうところの下準備みたいなものでしょうか。この作業に約80%の時間が掛かっています。どちらが本業かがわかりませんね。それでもこれをマシニングや五面加工機などで加工するのも確かに大変。同じような加工をされているところは、どうやっているのでしょうか?もし、宜しければご教示ください。
その他オススメしている溶接コンテンツ
-
溶接手法の1つ「アーク溶接」とは?
溶接の加工法は、大きく分けて「融接」「圧接」「ろう接」の3つに分けられます。この「融接」の中にも、アーク溶接、電子ビーム溶接、レーザー溶接、プラズマアーク溶接などがありますが、その中でも主流になるのが「アーク溶接」です。
続きを見る
-
スポット溶接とは
スポット溶接(Spot Welding)は、金属を接合するための溶接手法の一種です。この方法では、金属板の表面に電極を押し当て、電流を流して金属を加熱し、その後急冷することで接合を行います。主に薄板金 ...
続きを見る
グループ会社のご紹介
不二新製作所
私たち株式会社 不二新製作所が得意とするのは、ガンドリルマシン・BTAマシンによる深穴加工・細穴加工です。ガンドリルマシン・BTAマシン・CNC複合旋盤・マシニングセンターを複数台設置、徹底した工程の効率化と高度化を図り、国内だけでなく、世界中から寄せられる様々な深穴加工・細孔加工を始めとしたニーズにお応えしています。
お問い合わせはこちら
溶接案件ご依頼の流れ
ご依頼の流れ
私たち株式会社 不二新製作所が得意とするのは、ガンドリルマシン・BTAマシンによる深穴加工・細穴加工です。ガンドリルマシン・BTAマシン・CNC複合旋盤・マシニングセンターを複数台設置、徹底した工程の効率化と高度化を図り、国内だけでなく、世界中から寄せられる様々な深穴加工・細孔加工を始めとしたニーズにお応えしています。